任意整理はしない方が良いって本当？
最初は軽い気持ちで手を出して、毎月多くても10万円しか利用していなかった消費者金融のカードローンでしたが、使っているうちにどんどん利用枠が増えていき、気がつけば毎月利息しか返済できなくなっていました。お金に関しては頼れる人が誰もいなくて、このままでは利息すら払えなくなるので任意整理をしようと考えました。しかし、自分ではどうしても良いかはっきり分からなくて、勤務先で唯一信頼できる先輩に相談したら、任意整理をするとブラックリストに載ってしまい、かなり長い間社会的信用がなくなって結婚するときにも支障がでるから、生活費を切り詰めても少しずつでも借金を減らした方が良いと言われてしまいました。
やはり任意整理はしない方が良いのでしょうか？もうどうして良いか本当に自分では判断できなくなっているので、任意整理をしない方が良いケースとした方が良いケースを具体的に教えてください。
それと、任意整理をした場合に生じるデメリットにはブラックリストに載る以外にどのようなことがあるのかも教えて欲しいので、よろしくお願いいたします。
貸金業者が認整理に応じてくれない場合もあります
ブラックリストに載るということは、信用情報機関の信用情報に登録されることを指し、こうなるとクレジットカードの利用もできなくなる他、新規の借入もできなくなってしまいます。クレジットカードでポイントを貯めていた場合は、それも無効になってしまうので気を付けてください。
さらに、新規で携帯電話を購入するときの分割払いもできなくなり、マンションやアパートを契約するときも審査に通りにくくなります。
任意整理をすれば借金を減らすことができると勘違いしている方も多いみたいですが、基本的に利息が免除されるだけで元金は返済しなければいけないので、この点は承知したうえで実行に移してください。
消費者金融のカードローンを利用しているとのことですが、それが銀行系の場合で、その銀行の口座を持っている場合は口座が凍結される恐れもあるので注意してください。
任意整理は自身で借入先と交渉できますが、素人が交渉しても思い通りにいかないケースが多いため、弁護士などの専門家を利用することをおすすめします。そうすると、当然ですが手数料が発生するので、この点も任意整理のデメリットとして挙げられます。
また、貸金業者によっては任意整理に応じてくれないこともあり、それを回避するためにも弁護士を利用した方が良いと言えます。
任意整理をしない方が良いと思われるのは以下のケースです。
まず、前記した通りに任意整理では基本的に利息の支払いが免除されるだけで、元金を減らしてもらえる可能性はほぼないです。任意整理では毎月の返済額を減らして3〜5年で借金を完済する手続きなので、自分で毎月支払える金額でその期間で返済が不可能なら任意整理ではなく自己破産など他の債務整理の方法を選択した方が良いと言えます。
自分で詳しい計算ができなかったり返済計画が立てられなかったりするなら、弁護士に相談しに行くことをおすすめします。いずれにしても債務整理をするなら弁護士の力が必要です。
借金の金利が低くて、現状で3〜5年かそれ以上の長期分割弁済を行っている場合も任意整理はしない方が良いケースです。それよりも、借入先に返済の期間を猶予してもらえないかなどの他の返済方法の条件変更の相談からはじめることを推奨します。
どうしても信用情報へ登録されるのが嫌な場合も、任意整理は選択しない方が良いです。
他社からも借金をしている多重債務に陥っている人も、任意整理をしない方が良いと言えます。任意整理をすれば対象の借入に関しては利息をカットできて毎月の返済の負担も軽減します。しかし、他社への返済もあるなら根本的な解決にはなりません。この場合も、自己破産や個人再生などの他の方法を検討しましょう。
そもそも無理をすれば何とか返済できるというなら、どんなに返済の負担が減るとしても任意整理をはじめとして債務整理という方法は選択しない方が良いと思います。勤務先などに相談すると、もっと他に良い解決策があるかもしれません。
任意整理をした方が良いのは、利息さえなければ借金を完済できると自信があるという人です。行動に移すのが遅れると利息の負担が大きくなるので、早めに任意整理をしましょう。
どうしても周囲に知られたくないという人も、自己破産や個人再生よりも任意整理がおすすめです。任意整理は裁判所を通さなくても良いため、周りに知られる可能性も低く、短期間で手続きを終えることでもきます。
完済までには3〜5年を要しますが、それが終われば無借金になり、自己破産をするよりも早い段階で再びクレジットカードを利用できたり、ローンを組んだりできるようになります。
いずれにしても、債務整理を実行するときには弁護士などの専門家によく相談することをおすすめします。
さらに、新規で携帯電話を購入するときの分割払いもできなくなり、マンションやアパートを契約するときも審査に通りにくくなります。
任意整理をすれば借金を減らすことができると勘違いしている方も多いみたいですが、基本的に利息が免除されるだけで元金は返済しなければいけないので、この点は承知したうえで実行に移してください。
消費者金融のカードローンを利用しているとのことですが、それが銀行系の場合で、その銀行の口座を持っている場合は口座が凍結される恐れもあるので注意してください。
任意整理は自身で借入先と交渉できますが、素人が交渉しても思い通りにいかないケースが多いため、弁護士などの専門家を利用することをおすすめします。そうすると、当然ですが手数料が発生するので、この点も任意整理のデメリットとして挙げられます。
また、貸金業者によっては任意整理に応じてくれないこともあり、それを回避するためにも弁護士を利用した方が良いと言えます。
任意整理をしない方が良いと思われるのは以下のケースです。
まず、前記した通りに任意整理では基本的に利息の支払いが免除されるだけで、元金を減らしてもらえる可能性はほぼないです。任意整理では毎月の返済額を減らして3〜5年で借金を完済する手続きなので、自分で毎月支払える金額でその期間で返済が不可能なら任意整理ではなく自己破産など他の債務整理の方法を選択した方が良いと言えます。
自分で詳しい計算ができなかったり返済計画が立てられなかったりするなら、弁護士に相談しに行くことをおすすめします。いずれにしても債務整理をするなら弁護士の力が必要です。
借金の金利が低くて、現状で3〜5年かそれ以上の長期分割弁済を行っている場合も任意整理はしない方が良いケースです。それよりも、借入先に返済の期間を猶予してもらえないかなどの他の返済方法の条件変更の相談からはじめることを推奨します。
どうしても信用情報へ登録されるのが嫌な場合も、任意整理は選択しない方が良いです。
他社からも借金をしている多重債務に陥っている人も、任意整理をしない方が良いと言えます。任意整理をすれば対象の借入に関しては利息をカットできて毎月の返済の負担も軽減します。しかし、他社への返済もあるなら根本的な解決にはなりません。この場合も、自己破産や個人再生などの他の方法を検討しましょう。
そもそも無理をすれば何とか返済できるというなら、どんなに返済の負担が減るとしても任意整理をはじめとして債務整理という方法は選択しない方が良いと思います。勤務先などに相談すると、もっと他に良い解決策があるかもしれません。
任意整理をした方が良いのは、利息さえなければ借金を完済できると自信があるという人です。行動に移すのが遅れると利息の負担が大きくなるので、早めに任意整理をしましょう。
どうしても周囲に知られたくないという人も、自己破産や個人再生よりも任意整理がおすすめです。任意整理は裁判所を通さなくても良いため、周りに知られる可能性も低く、短期間で手続きを終えることでもきます。
完済までには3〜5年を要しますが、それが終われば無借金になり、自己破産をするよりも早い段階で再びクレジットカードを利用できたり、ローンを組んだりできるようになります。
いずれにしても、債務整理を実行するときには弁護士などの専門家によく相談することをおすすめします。
