任意整理にかかる期間はどのくらい?
社会人になってすぐにクレジットカードを作りました。その目的は単純にカードを持つことへの憧れと、カードを作るといつも買い物をするショッピングセンターで使用できるクーポンをもらうことができたからです。
ということで、作成した後も4年以上カードを使っていませんでしたが、その間にどんどんキャッシュレス化が進み、私が一番気に入っている癒しの場であるカフェでも完全キャッシュレス化されてしまい、約1年半前からカードデビューをしました。
それでも、最初のうちはカフェや行きつけのスーパーなど一部のお店でしかカードを使用していませんでした。しかし、カードを利用しているとどんどんポイントが貯まっていき、それがかなりお得に使えることに気づいてからは、積極的にカードでいろいろな支払いをするようになりました。
さらにこの1年半で他のカードも2枚作り、半年程前から返済が苦しくなってきて、今月はついに返済が滞りそうです。
そこで任意整理を考えているのですが、自分なりにいろいろ調べた結果、借金問題に精通している弁護士に交渉を任せることにしました。最初は自分で何とかしようとしたのですが、ネットで少し調べただけでよく意味が分からなくてすぐに挫折してしまいました。
何よりももう時間がありません。任意整理を弁護士に依頼してから交渉が成立するまでにどのくらいの時間がかかりますか?最終的に完済までにどのくらいかかるかも知りたいです。
それと、任意整理をするとブラックリストに載ってクレジットカードが使えなくなると思いますが、再びカードが使えるようになるまでにかかる期間についても教えてください。
ということで、作成した後も4年以上カードを使っていませんでしたが、その間にどんどんキャッシュレス化が進み、私が一番気に入っている癒しの場であるカフェでも完全キャッシュレス化されてしまい、約1年半前からカードデビューをしました。
それでも、最初のうちはカフェや行きつけのスーパーなど一部のお店でしかカードを使用していませんでした。しかし、カードを利用しているとどんどんポイントが貯まっていき、それがかなりお得に使えることに気づいてからは、積極的にカードでいろいろな支払いをするようになりました。
さらにこの1年半で他のカードも2枚作り、半年程前から返済が苦しくなってきて、今月はついに返済が滞りそうです。
そこで任意整理を考えているのですが、自分なりにいろいろ調べた結果、借金問題に精通している弁護士に交渉を任せることにしました。最初は自分で何とかしようとしたのですが、ネットで少し調べただけでよく意味が分からなくてすぐに挫折してしまいました。
何よりももう時間がありません。任意整理を弁護士に依頼してから交渉が成立するまでにどのくらいの時間がかかりますか?最終的に完済までにどのくらいかかるかも知りたいです。
それと、任意整理をするとブラックリストに載ってクレジットカードが使えなくなると思いますが、再びカードが使えるようになるまでにかかる期間についても教えてください。
交渉から完済までの期間は一般的に3〜5年となっています
まずは、任意整理の交渉から和解までの時期について説明します。
和解までにかかる期間は、それぞれの借り入れ状況や求める条件などによっても変わってくるため一概には言えませんが、最短で3ヶ月程度かかるのが一般的とされています。
ただし、交渉が難航した場合は1年以上かかるようなケースもあります。今回は任意整理に慣れている弁護士に依頼するということで、最短で3ヶ月、もう少し時間がかかっても4〜6ヶ月で和解が成立する可能性が高いです。
債権者を納得させることができなければ和解は成立しないため、当然ですが任意整理を受け入れてもらえないような場合もあります。交渉が上手くいかない代表的な理由として挙げられることには、「返済計画に無理がある」「返済期間が長い」「返済がほとんどされていない」などがあります。
返済計画に無理があると判断されれば、なかなか交渉は成立しません。再び返済が滞ることが目に見えているような計画を立てると、交渉に応じてもらえないことになる可能性を高めてしまうので、自分の収支をきちんと把握したうえで、相手に納得してもらえる計画を立てましょう。
無理のない計画を立てるために返済期間を長くし過ぎると、交渉を成立させにくくなってしまいます。任意整理は一般的に3〜5年で完済を目指すため、返済期間が5年を超えると受け入れてもらうことが難しくなります。
返済を数回しかしていない場合は、交渉すること自体かなり難しいと言えます。極端な例ではありますが、まだ一度も返済実績のない場合は、交渉の余地がありません。一度も返済をしていない人から、これからきちんと返済しますと言われても信用できないのがその理由です。
また、任意整理を受け入れてもらえたとしても、交渉相手が複数存在する場合は交渉成立までの半年以上の期間が必要になるケースがほとんどです。1社で最短3ヶ月かかるため、2社以上の交渉をまとめるのに半年以内というのは現実的ではありません。
任意整理の交渉が成立して返済が開始された後は、前述した通りに基本的には3〜5年以内の完済を目指すことになります。必ず5年以内で返済しなければいけないという決まりはありませんが、5年以内で返済できないような計画では交渉が厳しくなります。
ただし、債務者に強い返済意思があり、それを相手にきちんと伝えることができれば、稀に5年以上の返済期間で交渉がまとまることもあります。
任意整理するとクレジットカードが作れない、新たな借り入れができないなどのデメリットが生じます。それは、任意整理が事故情報として信用情報機関に登録されてしまいからです。このことが、いわゆるブラックリストに載ると呼ばれています。
信用情報機関は、JICC(日本信用情報機構)、CIC(指定信用情報機関)、KSC(全国銀行個人信用センター)の3つがあり、それぞれの信用情報機関においてブラックリストから消えるまでの期間には差があります。
あくまでも目安ですが、JICCとKSCは和解成立から5年程度、CICは完済から5年程度とされています。ただし、ブラックリストから事故情報が消えたとしても、すぐにクレジットカードが作れるわけではありません。
事故情報がなくなると、その後は情報が一切ない真っ白な状態となり、これを「スーパーホワイト」と呼んでいます。この状態では過去に債務整理をしたことが疑われるため、審査に通らない可能性が高くなるのです。
もちろん、事故情報が掲載されているよりもカードは作りやすいので、比較的審査に通りやすいカードに申し込めばよいと思います。
和解までにかかる期間は、それぞれの借り入れ状況や求める条件などによっても変わってくるため一概には言えませんが、最短で3ヶ月程度かかるのが一般的とされています。
ただし、交渉が難航した場合は1年以上かかるようなケースもあります。今回は任意整理に慣れている弁護士に依頼するということで、最短で3ヶ月、もう少し時間がかかっても4〜6ヶ月で和解が成立する可能性が高いです。
債権者を納得させることができなければ和解は成立しないため、当然ですが任意整理を受け入れてもらえないような場合もあります。交渉が上手くいかない代表的な理由として挙げられることには、「返済計画に無理がある」「返済期間が長い」「返済がほとんどされていない」などがあります。
返済計画に無理があると判断されれば、なかなか交渉は成立しません。再び返済が滞ることが目に見えているような計画を立てると、交渉に応じてもらえないことになる可能性を高めてしまうので、自分の収支をきちんと把握したうえで、相手に納得してもらえる計画を立てましょう。
無理のない計画を立てるために返済期間を長くし過ぎると、交渉を成立させにくくなってしまいます。任意整理は一般的に3〜5年で完済を目指すため、返済期間が5年を超えると受け入れてもらうことが難しくなります。
返済を数回しかしていない場合は、交渉すること自体かなり難しいと言えます。極端な例ではありますが、まだ一度も返済実績のない場合は、交渉の余地がありません。一度も返済をしていない人から、これからきちんと返済しますと言われても信用できないのがその理由です。
また、任意整理を受け入れてもらえたとしても、交渉相手が複数存在する場合は交渉成立までの半年以上の期間が必要になるケースがほとんどです。1社で最短3ヶ月かかるため、2社以上の交渉をまとめるのに半年以内というのは現実的ではありません。
任意整理の交渉が成立して返済が開始された後は、前述した通りに基本的には3〜5年以内の完済を目指すことになります。必ず5年以内で返済しなければいけないという決まりはありませんが、5年以内で返済できないような計画では交渉が厳しくなります。
ただし、債務者に強い返済意思があり、それを相手にきちんと伝えることができれば、稀に5年以上の返済期間で交渉がまとまることもあります。
任意整理するとクレジットカードが作れない、新たな借り入れができないなどのデメリットが生じます。それは、任意整理が事故情報として信用情報機関に登録されてしまいからです。このことが、いわゆるブラックリストに載ると呼ばれています。
信用情報機関は、JICC(日本信用情報機構)、CIC(指定信用情報機関)、KSC(全国銀行個人信用センター)の3つがあり、それぞれの信用情報機関においてブラックリストから消えるまでの期間には差があります。
あくまでも目安ですが、JICCとKSCは和解成立から5年程度、CICは完済から5年程度とされています。ただし、ブラックリストから事故情報が消えたとしても、すぐにクレジットカードが作れるわけではありません。
事故情報がなくなると、その後は情報が一切ない真っ白な状態となり、これを「スーパーホワイト」と呼んでいます。この状態では過去に債務整理をしたことが疑われるため、審査に通らない可能性が高くなるのです。
もちろん、事故情報が掲載されているよりもカードは作りやすいので、比較的審査に通りやすいカードに申し込めばよいと思います。