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Q

債務整理をしないで借金を返す方法はある?

質問 社会人になってからクレジットカードを利用するようになり、最初の頃は利用時に必ず一回払いを選択していたのですが、何年もカードで買い物をしているうちに利用限度額がかなりアップしていることに気づきました。
自分にもその分信用ができたのだと気持ちが良くなり、せっかく利用枠がたくさんあるし、カードを使えばポイントも貯まるので、これまで現金で支払っていた買い物までカードを利用するようになりました。
カードは手持ちがなくても欲しいものを手に入れられるので衝動買いも多くなり、ブランド品にも手を出すようになると、一回の支払いでは対応できないので、分割のリボ払いなども利用するようになりました。
一度高額な商品をカードで買ってしまうと、慣れたわけではないと思うのですが歯止めが効かなくなってしまい、すぐに利用額度額まで達ししてしまいました。もちろん、毎月きちんと返済をしているのですが、借入額が大きくなるとなぜか借金がなかなか減らなくて困っています。
クレジットカードは作るだけでいろいろな特典を得られるので、現在他にも4枚のカードを所有していて、このままでは他のカードにも手をつけてしまいそうです。そうなると借金地獄に陥って最終的には自己破産などの債務整理という選択をしなければいけなくなるかもしれません。
債務整理をしないで借金を返す方法はありますか?どのような状態になれば債務整理をしなければいけないかも教えて欲しいので、ご回答をよろしくお願いします。
ちなみに、仕事の方は会社からの評価も良く順調で、毎年収入がアップしている状態です。まだ返済には余裕がありますが、これ以上借金が増えると本当にどうなるか分かりません。

yajirusi

A

毎月の返済額を多くすることをおすすめします

多額の借入をしてなかなか借金が減らないと感じてしまう原因は、毎月の返済の中の利息分の負担が自分で思っているよりも多いからです。
クレジットカード会社などお金を貸している側は、お金を貸す対価として利息をとっています。利息が会社の利益になるわけなので、利息を多くもらえるような工夫がいろいろなされているのです。
例えば、80万円をリボ払いで返済していて金利が15%だとして、毎月15,000円の返済をしていれば、そのうちの約10,000万円は利息で、元金の返済は毎月5,000円しかできていないことになります。
利用者がこのような状況に気づいていないのはよくあることで、これを知れば多くの方がショックを受けて毎月の元金分の返済を多くしたいと思うはずです。
なぜ借金が減らないようになっているかと言えば、前述したようにクレジットカード会社側が多く利益をとれるように工夫をしているからです。ショッピングリボの返済方法についてはいくつか選べるようになっていて、毎月の返済額を低く設定すればこのようなことが起きてしまいます。
お金を貸している側からすれば、借金を長くしてくれた方が利息を多くとれるので、会社の収益につながります。クレジットカード会社の思惑にまんまとはまらないようにして債務整理という事態を回避するためには、毎月の返済額を多くすることで問題を解決できます。
80万円の支払いに対して、毎月40,000円を返済額に設定すれば、10,000円を利息に、30,000円を元金に充てることができます。さらに、返済が続くとどんどん元金分の割合が大きくなります。
こうなると、借金の返済スピードも一気に速くなります。毎月の返済にもっと余裕があるなら、その都度返済額を見なおすことも可能です。多めに返済すれば利息負担に少なくなり、借金も速くなくなり、債務整理をしなければいけなくなる可能性も下げることができるのです。
債務整理をすべきかどうかは、いわゆる総量規制に抵触しているかで判断できます。総量規制というのは、債務額が年収の3分の1以上になったら消費者金融はお金を貸せないというルールのことです。
クレジットカードのショッピングリボなどは総量規制の対象外であるため、この制限を超えて借金をしている方は大勢います。ただし、借金が年収の3分の1以上あるということは、返済できなくなる危険領域を超えていることになるため、任意整理などの債務整理をした方がよい可能性が高いと言えます。
借金が年収の3分の1以上あって、毎月の返済が自転車操業になっているなら、債務整理を検討する時期かもしれません。借金の自転車操業とは、返済をするために他の会社や知り合いなどからお金を借りることです。
借金のために借金しているなら、すでに自分の許容範囲を超えていると判断した方がよいと思います。
借金の返済に困っているなら、おまとめローンなどを利用して返済方法を見直すというやり方もあります。他にも、親族からお金を借りられるのであれば、利息分をカットして債務整理もしなくてもよくなるので、思い切って相談してみるのもよい方法です。

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