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Q

債務整理を行うべきタイミングとは

質問 最初は友人の結婚式が重なり月末の給料日前に金欠になって、そのときにすでに大学の同窓会に出席する通知をすでに出していたので、少しの間だけ利用するつもりで消費者金融のカードローンに手を出しました。
初回は利息が無料ですぐに返済し、その後しばらくお金は借りていなかったのでダメージを負うことはありませんでした。しかし、それから半年くらいしてまた金欠になり、再びカードを利用してからは一度も完済できなくて今に至っています。
それでも返済額は毎月2〜3万円と多くはなかったので、それほど負担に感じることはありませんでした。しかし、毎月の返済額がこの程度だと、常に利息だけを返していることに気づき、数ヶ月前から返済額を多くすると、返済の負担が重くのしかかってきて、結局今は最低限の返済しかできていません。
さらに、カードローンの返済の負担から複数所有しているクレジットカードの利用も多くなり、ついにクレジットカードのキャッシングにも手を付けてしまい、このままではいつ返済が滞ってもおかしくない状況です。
最近では債務整理という文字が頭に浮かぶ機会が多くなっているのですが、債務整理を行うべき最適なタイミングについて教えてください。債務整理の判断が遅れるとどんなリスクがあるかも知りたいので、併せてご回答ください。

yajirusi

A

滞納をする前に債務整理を行うことをおすすめします

消費者金融会社やクレジットカードのキャッシングなどの借入の返済を滞納してしまうと、さまざまなリスクを負うことになるので、その前に債務整理、もしくは何らかの対策を行うことをおすすめします。
借金を滞納している状態でどうしようかためらっていると、債務整理の選択肢を狭める可能性を高めてしまいます。
債務整理には自己破産、個人再生、任意整理、過払い請求などの複数の方法があり、早めに対処すればよりよい選択ができますが、状況が悪化してしまうと、最終的には自己破産しか選択肢が亡くなってしまうこともあります。
さらに、本当は自己破産をして人生を再生できるのに、手持ちがまったくなくなり命を絶つという選択をしてしまうような方もいるのが現実です。そこまではいかなくても、返済を滞納してから3ヶ月以上経過すると、遅延損害金が発生して、利息や元金以上のお金を支払わなくてはいけなくなってしまいます。
それに、返済を滞納した瞬間にブラックリストにのってしまい、新規の借入はもちろんカードの利用もできなくなってしまいます。さらに滞納を長期化させると、裁判所の命令で債務者の財産を回収する強制執行をされてしまうこともあります。
一度強制執行されてしまうと、債権者と和解が成立するまで給料の4分の1を差し押さえされてしまうので、勤務先にも借金をしていてそれを滞納していたことを知られてしまい、そのことで解雇されることはなくても、多くの人たちからの信用を失うことにもなりかねません。そのため、返済を滞納する前には債務整理に踏み切った方がよいと思います。
借金をしても返済がきちんとできていれば、債務整理を実行する必要はありません。実際に、大手企業も含めて商売をしている多くの会社や個人が銀行などからいろいろな項目で融資を受けていて、毎月返済を続けています。
それに、消費者金融のカードローンやクレジットカードのキャッシングを利用するのは悪いことではありません。しかし、無計画に借り入れをしてしまうと、最初のうちはよいとしても、だんだんと毎月の返済が負担になってしまう場合も少なくありません。
月々の返済が辛い、本当に苦痛だと感じたときには、債務整理をするタイミングと言えます。そんなときには今後の返済計画を立ててみて、まずはそれが実現可能かをよく考えてみましょう。
本来は借金をするときに、きちんとした返済計画を立てる必要があり、それをしなかった人たちが債務整理をしなければいけない状況に追い込まれているという現実があります。目安としては、返済に辛さを感じて1年が経つ場合は、債務整理に踏み切った方がよいと思います。
長期にわたり返済に追われると、ストレスにより心や身体によくない影響を与える可能性が高くなります。借金の返済を苦痛に感じたときには、なるべく早めに弁護士などの専門家に相談に行くことをおすすめします。
返済を滞納していなくても、借金返済のために他からお金を借りている状況におかれている場合も、債務整理に踏み切るタイミングと言えます。このような状況が単発で終わるなら問題ありませんが、繰り返し行っているなら早めに行動に移した方がよいです。
月々の返済額が月収の3分の1以上になっている場合も、債務整理を検討すべきタイミングです。金融業者には総量規制という制度があって、借入残高が年収の3分の1を超えると、新規借入ができないことが法律で定められています。こうなると経済的に破綻するリスクが極めて高いので、早めに行動すべきです。

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