過払い返還ではどのくらいの期間でどの程度戻ってくるの?|横浜の過払い返還ならお任せ下さい。

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Q

過払い返還ではどのくらいの期間でどの程度戻ってくるの?

質問 先日テレビを観ていたら興味を惹かれるCMが目に入りました。
ある法律事務所のCMだったと思いますが、昔消費者金融から少額のお金をしばらく借り続けていただけで、手数料を差し引いても数十万円のお金が手元の戻ってきたという内容でした。
これまでも過払い金という存在は認識していましたが、それは多額の借金をしていた人が対象になるもので、勝手に自分とは関係がないと考えていました。
CMで紹介されていたのは実在の人ではないと思いますが、まさに自分と状況が似通っていて、まるで自分のために制作されたのでは?と本気で思ってしまいました。
過払い金がどのように計算されるかは検討もつきませんが、もし本当にお金が戻ってくるとしたら、どのくらいの期間でどの程度の割合で返還されるのでしょうか?
本当に数十万円のお金が戻ってくるなら、ぜひ私も過払い返還にチャレンジしてみたいと思います。それに、テレビで観たように法律事務所に問い合わせるだけなら費用がかからなくて、数万円でもお金が戻ってくるなら、連絡だけでもした方がよいと思うので、まずは質問のご回答をよろしくお願いいたします。

yajirusi

A

返還の仕方によってかかる期間や返還率は異なります

過払い金の返還にかかる期間や返還率は、司法書士や弁護士などの専門家に依頼するのか、自分で手続きをするのかによって異なります。専門家に依頼した方が、お金が戻ってくるまでの期間も短くなり返還率は大きくなります。
一方個人で手続きすると、返済期間も長くなり、返還率も低くなる可能性を高めてしまいます。
具体的な目安としては、専門家に依頼した場合の返還期間は約3ヶ月で、返還率はほぼ100%です。個人でした場合は返還期間が約6ヶ月となり、返還率も8割程度に減少します。
自分で手続きをすると時間がかかる理由には、必要な書類を作成するのにどうしても時間が必要になることが挙げられます。お金を借りていたときの取引の詳細が残っていればよいですが、取引履歴を取り寄せなければいけないとなると、それが届くまでに数週間かかることもあります。
また、何の知識もない素人が貸金業者と会って交渉するためには、その準備だけでもかなりの時間を要することになります。過払い金を支払わなければいけない貸金業者からすれば、わざわざ交渉相手に有利になる情報を与えることはしたくないし、少しでも負担を低くしようとしてくるのは当然のことです。
また、過払い金を請求するためには、正確に過払い金の引き直し計算を行わなくてはいけません。この計算は簡単ではなく、慣れていないと非常に時間がかかります。計算を間違うと、過払い金を取り戻せなくなってしまうこともあるので、細心の注意を払う必要があるのです。
きちんと計算ができても、貸金業者は素人相手にまともに交渉に応じてくれないことも多く、自分たちが有利になるように交渉をすすめてきます。その点、交渉に慣れている弁護士などの専門家に任せれば、交渉もスムーズにいくことになります。
過払い金の返還にかかる期間や返還率は、専門家に任せる以外にも影響が及ぶ要素が他にもあります。その1つが裁判をするかしないかです。
誰が手続きする場合でも、過払い金の返還請求では貸金業者と金額や支払い方法や期日などの話し合いをすることになりますが、和解交渉が上手くいかないと裁判をすることになります。
裁判となると話し合いよりも時間がかかりますし、中には裁判をしないと過払い金を返還してくれない業者も存在します。裁判となると戻ってくるお金は多くなる可能性が高くなりますが、返金までには5カ月以上かかるのが一般的です。
もし、少しでも早く過払い金を取り戻したいなら、多少返還率が低くなっても裁判にならない範囲で貸金御者の要求をのんで和解した方がよい場合もあります。
過払い金の返還請求は、どこの事務所に任せても同じではありません。全国には法律事務所が数えきれないほど存在していますが、過払い金の返還請求を依頼するなら、普段からその業務を専門に行っている事務所を選択すべきです。
実績のある事務所に依頼すれば、交渉がスムーズにいきお金が戻ってくる期間も短くなり、返還率も100%になる可能性は高いですが、慣れていない事務所だと、貸金業者側とトラブルになったり高額な手数料を請求されたり、過払い金を着服されるケースも確認されています。
他にも、過払い金の支払額や返済期間は、請求をする貸金業者の現在の経営状況によっても変わってきます。大手の貸金業者なら、過払い金のための予算をしっかり設けていて、話し合いもスムーズにいくことが予想できます。
しかし、経営状況が悪い零細企業の場合は。支払う金額を少しでも安くして、返済を1日でも遅くしようと交渉してきます。もちろん、貸金業者に返済能力がなければ、過払い金を取り戻すことができない場合もあります。

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