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Q

過払い返還請求するとお金はすぐに戻ってくるの?

質問 ずっと前から私には過払い金があるのでは?と気になっていましたが、それをどうやって取り戻せばいいか分からず今まで何もしないできました。
しかし、先日友人にそのことを話すと、知り合いの無料で相談できる弁護士を紹介してやるから相談に行ってこいと言われました。そのときは仕事が忙しかったことと、弁護士に相談に行くのが少し怖かったので時間ができたらぜひお願いするといって先延ばししてしまいましたが、ようやく覚悟が決まりました。
私に本当に過払い金があるとして、手続きすればお金はすぐに戻ってくるのでしょうか?実際にどのくらいかかるか教えてください。
あまりにも時間も手間もかかって、返還される額はそれほど大きくないというなら、弁護士に相談に行かなくてもいいかな?とも思っているので、ご回答どうぞよろしくお願いいたします。

yajirusi

A

目安として4〜6ヶ月程度かかります

過払い金が戻ってくるまでの目安は、4〜6ヶ月程度となっています。
返還される過払い金は取引状況によって異なりますが、自分が思っていたよりも額が大きかったという方が多いようです。無料で弁護士に相談できるなら、まずは相談に行って取り戻せる過払い金の額を確認してみることをおすすめします。
過払い金はいろいろな段階を踏んで最終的に戻されます。以下に、過払い金を取り戻すまでのステップや、それぞれの期間の目安を紹介します。
過払い金の返還請求をする際に最初に行うことは、貸金業者に対する取引履歴の開示請求です。取引履歴というのは、お金を借りた貸金業者から「いつ、いくらお金を借り入れてどのように返済したのか」という、取引の詳細な記録のことです。
弁護士に過払い金の返還請求手続きを依頼すると、大体1〜2ヶ月ほどで取引履歴が手元に届きます。
取引履歴を入手した後に、利息制限法で定められた利息で「引き直し計算」を行います。これにより、返還請求する過払い金の額が分かります。
引き直し計算では、過払い金がいくらあるかを正確に計算する必要があります。弁護士に依頼した場合は、この手続きに1〜2週間程度かかります。
過払い金の返還請求においては、引き直し計算で算出した金額を貸金業者に対して請求します。引き直し計算を間違えてしまうと、返還される過払い金が少なくなってしまったり、貸金業者から過払い金の返還を拒絶されたりする可能性があるので、計算は間違わないで正確に行わなくてはいけません。
過払い金の額を確定させたら、貸金業者と和解交渉を行います。交渉の結果、貸金業者と合意できれば、過払い金が返還されます。合意書を取り交わすまでに2〜3ヶ月程度かかるのが一般的です。
和解交渉がまとまり合意書の取り交わしとなった場合や、訴訟により返還の確定判決が出た場合は、貸金業者から指定口座に過払い金が返還されます。解決の方法によって過払い金の返還時期は異なりますが、和解交渉により解決した場合は、過払い金の返還時期は1〜6ヶ月後程度となるケースが多いです。
以下に、過払い金の返還が遅れるケースを記載しています。対処法も書かれているので、参考にしてください。
過払い金の返還請求を自分で行うことも可能ですが、その場合は返還が遅れるだけでなく、過払い金を取り戻せなくなる可能性も高めてしまいます。
貸金業者との和解交渉では、専門的な知識と経験がある弁護士に任せた方が交渉もスムーズに進み、返還される金額も大きくなる傾向があります。
貸金業者は、交渉の相手が素人だと分かると、自分たちが有利になるように交渉を進めようとします。そもそも、素人が難しい計算をしてきちんと交渉することはとても難しいです。
さらに、和解交渉がうまくいかないと裁判所に訴訟を提起するしかなくなりますが、弁護士などに依頼しないで自分で裁判に対応することはより難しくなります。
和解交渉がスムーズにいかずに訴訟に発展すると、過払い金返還までの期間はかなり長引いてしまいます。和解交渉がスムーズにいけば、返還までの期間は4〜6ヶ月程度となることが多いですが、裁判となってしまった場合は過払い金の返還までに少なくとも6ヶ月〜1年程度の期間がかかるのが一般的です。
このようなことからも、過払い金の返還請求は弁護士などの専門家に任せることを強くおすすめします。
貸金業者から取引履歴の開示請求をして必要な情報が得られない場合も、過払い金が戻ってくるまでの期間が長くなる可能性が高くなります。
貸金業者から取引履歴を取り寄せても、正確な借金と返済の履歴が判明しないことがあるのも現実です。取引履歴を取り寄せても、会社が保存している期間より以前の取引履歴については、不完全な開示となってしまうことがあります。
未開示部分の履歴を知るためには、手元に過去の預金通帳が残っている場合にはそれを確認し、返済の引き落としを行っていた金融機関に問い合わせることで古い時期の取引履歴が判明することもあります。
ただし、それをするためにより多くの時間がかかり、過払い金の返還も遅れることになります。

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