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FAQ

横浜で自己破産を棄却されるケースとはどういったものがありますか?

私は長年の借金の返済に追われていて、このままではどうしようもない状態に陥ってしまうことに不安を抱いていて、最終手段として自己破産することを検討しています。
しかし、自分が今の状態で自己破産することができるかどうか判断がつかないため、自己破産を棄却されるようなケースがあるのか教えてください。

回答

数年で返済できるような借金の場合は自己破産を棄却されます

大きな借金を抱えている場合は、自己破産をして問題を解決したいと考える人がいるかもしれません。
当社はそのような悩みを持っている人のためにサポートをすることを心がけています。
先日相談されたケースでは、借金を抱えていて返すことが難しいために自己破産したいといわれました。
そこで、自己破産というのは誰でも実行できるわけではなく、借金が支払不能な状態であることが条件であると説明しました。
実際にどの程度借金があり、どのくらいの収入があるのかを確認してみたところ、数年で返済できるようなレベルの借金ではないことがわかったため、これならば自己破産できそうだと伝えました。
仮に3年や4年程度で返済できそうな額の借金の場合には、自己破産をしたいと申し立てたとしても棄却されて、数年で借金を返済できるように任意整理や個人再生といった手続きをしなさいと裁判所からいわれてしまうのです。
こちらの人はすぐにでも自己破産をしたいようだったのですが、自己破産にはいろいろな制約が存在することをきちんと説明して、それに納得できるのか確認を取りました。
たとえば、特定の仕事についている場合は自己破産することでその職業につけなくなるケースがあり、現在所有している高価な財産についてはすべて手放す必要があることも伝えました。
ただし、自己破産をしたとしても生活するために必要なものは手元に残しておくことができ、手続きを開始してから得られた財産についても配当に回す必要がないことも説明しました。
このようなメリットとデメリットを伝えた結果、こちらの人は自己破産をすることに決めたため、私達の方で手続きのサポートをすることになりました。
自己破産というのは、どうしても借金を返済できない人に認められる手続きであり、普通に返済できるレベルの借金の場合については、自己破産以外の方法で解決することを求められるため、その場合は個人再生などの手続きをすることを検討するとよいでしょう。
自己破産できるのか判断に困った場合には専門家から意見を求めるとよいです。

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