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Q

交通事故後の問題を回避するためにとるべき正しい行動とは?

質問 今年に入ってから仲の良い友人が立て続けに交通事故を起こして、相手側ともめてしまい精神的にもまいっていて、仕事にも支障をきたしているようです。
一人は自分が事故の加害者で、もう一人は事故の責任が0ではないそうですが、話を聞いた限りでは完全に被害者です。
私はもうすぐ30歳になり、運転免許は大学に入学する前に取得しました。3年前にマイカーを購入して本格的に運転することになりましたが、運転が得意ではないことは免許を取得したときの自動車教習所にいたときに気づいていたので、どうしても車が必要なとき以外は運転しないようにしています。
今回運転の上手い友人二人が交通事故問題に巻き込まれ、やはりできるだけ運転しない方がよいと改めて思ったわけですが、事故を起こさないためにはどうすればよいのでしょうか?
事故を起こさないことが交通事故問題に巻き込まれないための最大の回避法だと思うので、ご回答よろしくお願いいたします。

yajirusi

A

交通事故の原因や発生しやすい状況を把握しておくことも大事です

交通事故は車を運転する人にとってはいつ起きるかもしれないもので、100%回避することはできません。しかし、本来交通事故は「ちょっとした注意」を持って運転することで、大抵の場合は防ぐことができるものなのです。
毎日日本や世界中で交通事故が起きているのは、ちょっとした注意を怠って運転しているドライバーの数が多いからです。交通事故を起こさないと交通事故問題に巻き込まれることはありません。
助手席に乗っていて事故に遭うこともありますが、その場合は後から起こる交通事故問題の当事者になることはありません。
ドライバーが交通事故を起こさないための基本は、体調を整えることです。誰でも体調が優れないことはあります。体調が悪いとどうしても注意力は落ちてしまうので、運転そのものを避けることを心がけましょう。
寝不足だと注意力が散漫になるので、車を運転する前の日は意識的に十分な睡眠をとって、眠気があるときは車を運転しないことを徹底しましょう。
長時間連続で運転することでも注意力が低下するので、ロングドライブするときにこまめに休憩を入れましょう。おおむね1時間毎に休憩をとることで、注意力の低下を抑えることができます。
高齢の方や新人ドライバーなどは、運転に疲れやすかったり精神力も体力も消耗したりしがちなので、自分ではそんなに疲れていないと思っても、必ず1時間以内で一度休憩を入れるようにしてください。
時間がなくて余裕がないときも、交通事故は起きやすくなります。実際に朝の忙しい時間帯に事故が多く起きています。時間がないとついついスピードを出してしまい、事故が起きたときにはダメージを大きくしてしまうことにもつながってしまいます。
スマホを持ちながら運転することは交通違反となりますが、たとえ交通違反にはならなくても、「ながら運転」は注意力が散漫になってしまうのでしないことをおすすめします。運転中は携帯電話の電源を切ったり、カーナビは赤信号などで停車していたりするときしか見ないなど、工夫できることはいろいろあります。
自動車は遠方にも短時間で行くことができるとても便利なものですが、ときには人の命を簡単に奪う凶器であることも忘れてはいけません。自分は大きく頑丈な凶器を扱っていることを認識していれば、無謀な運転はできなくなると思います。
交通事故問題を回避するには、事故が起きる原因や発生しやすい状況を把握しておくことも大事です。
交通事故の原因で最も多いのは、ドライバーの安全不確認です。目視やバックミラーでの確認が足りなくて多くの事故が起きています。
脇見運転は、交通事故原因の第二位となっています。これは注意すれば防げることなので、常に前後左右をしっかり確認して運転しましょう。
他にも、交通事故の原因には安全確認はしたものの危険性を軽視する「動静不注視」、ぼんやりと考え事をしながら運転する「漫然運転」、ハンドル操作ミスやアクセルとブレーキの踏み間違えなどがあり、どれも注意力を持つことで回避できることばかりです。
これらのことは、自動車教習所に通った方なら全員学んでいることです。運転歴が長くなり運転に慣れてくると注意力が不足しがちになるので、こんなときこそ車が凶器であることをしっかり認識して注意力を持って運転してください。
朝に事故が起きやすいことは記載しましたが、夕方や夜間などにも事故は起きやすいです。どうしても視界が悪いと事故が起きる可能性が高くなりますが、夜間は道路が空いていてスピードが出やすくなるので、この点は注意することで回避できます。
交通事故が発生しやすいのは市街地です。道も狭くて非市街地よりも車が多いので当然のことですが、そのことを承知しておくことで市街地を運転する際の注意力が高まり、事故を起こす可能性を低下させられます。

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