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交通事故問題に対応する場合の注意点とは

質問 今年に入って運転免許所を取得して、週末によくドライブを楽しんでいる者です。横浜に住んでいて市内の会社に勤めているので、平日は運転する機会がほとんどありません。
ということでまだそれほど運転の経験はないのですが、それでも事故が起きるのでは?と思った危ない経験を何度かしていて、きっと自分ではこのまま安全運転を継続していても、事故に巻き込まれることがいずれ起きる可能性は高いことを実感している今日この頃です。
まだ初心者マークを付けているので周りも今のところ気遣ってくれているようで、それも事故の抑制につながっていると思うのですが、いつまでも初心者マークを付けて走ることには抵抗があるので、これを外したらより注意して運転しようと今から心に刻んでいます。
いつ交通事故に巻き込まれても冷静に対処できるように備えておきたいので質問させていただきますが、交通事故問題が起きてそれに対応する場合に注意すべきことがあればぜひ教えてください。
それと、交通事故問題で事故の相手と対応する際によく起きるトラブルにはどのようなことがあるかも知りたいので、それも併せて教えてもらえるとありがたいです。
yajirusi
A

交通事故に対応で注意すべきことはいろいろあります

まず、交通事故の対応でよくあるトラブルとして、相手との交渉が思うように進まないことが挙げられます。その原因はさまざまですが、相手に誠意がない、対応が遅い、保険会社の担当者の程度が悪くて争いごとに発展してしまうケースがよく見られます。
交通事故の被害者になると慰謝料や事故車の修理代、休業損害などの損害賠償金を加害者に請求できますが、相手から提示された金額に納得いかなくてトラブルになることもよくあります。損害賠償の金額のもめ事は、交通事故問題に詳しい弁護士に相談することをおすすめします。
交通事故の被害者になって病院で治療を受けるときには、加害者が保険に加入していれば相手側の保険会社から治療費を受け取ることができますが、突然治療費の打ち切りを宣言されることもあります。
この場合は被害者側が治療費の必要性について明確に示すことができれば、通告後でもかかった治療を請求できるため、担当医ともよく相談しながら治療を継続させるかどうかを決めましょう。このような場合も弁護士に相談して間に入ってもらえば、交渉が上手くいく可能性を高められます。
交通事故問題で対応するときに注意すべきことはいろいろあるので、以下に順番に記載します。対応を間違えるとより大きなトラブルに発展したり、十分な損害賠償金を受け取れなくなったりすることにもなりかねないので、事前に正しい対応方を覚えておきましょう。
事故を起こした場合は誠意を持って対応することが基本になりますが、過度な謝罪は避けましょう。まだ事故の原因や過失の度合いも分からないうちに、自身の落ち度を過剰に認めるような発言は避けるべきです。
交通事故の相手はどんな人か分かりません。自分が発言したことを相手が都合よく受け取って、そこに付け込んでくることも実際に多数確認されています。自分が完全に悪かったとか、相手には全く非がないなどは口に出してはいけません。
交通事故を起こしたときは頭が真っ白になって冷静な判断能力を失う人がほとんどです。そのような状況で軽率な約束をしてはいけません。事故現場で状況が分かっていないのに約束事はすることはリスクが大き過ぎるので、全ての決め事は事故処理が終わってから行うことを把握して対応しましょう。
また、事故の相手から「警察を呼ばなければ○○万円をこの場で支払うので示談で済ませましょう」などと言われても、そのような提案に乗ってはいけません。いかなる場合でも交通事故を起こしたら、大小に関わらず警察を呼ぶことは全てのドライバーの義務です。
交通事故に遭ったら、そのときはどこも痛くないとしても気になることがあれば病院で診てもらいましょう。交通事故でよくなるむち打ち症は、事故に遭ってからしばらく経ってから発症することがあります。
少しの違和感でもある場合は、たいしたことはないと自己判断することはやめてすぐに病院で診察を受けてください。むち打ちでなくもっと重篤な傷病を負っている可能性もあって治療が遅れると命の関わることもあり、せっかくもらえるはずの賠償金が受け取れなくなってしまうこともあります。
事故処理が終わって示談をするときには、相手が提示してきた示談内容をよく確認してから了承するようにしてください。示談をすべきかどうか迷ったり、どうして良いか分からなかったりする場合も、交通事故問題に慣れている弁護士に相談することをおすすめします。弁護士を間に入れれば、いろいろな意味でお得になる可能性が高いです。
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